2012年07月14日
【MGS3】PS VITA版メタルギアソリッド3をクリアして気づいた点など
皆さんおはこんばんちは、あまてらすです。
今回はPS VITA版のメタルギアソリッド3をクリアして気づいた点について書いてみようと思います。
※若干ネタバレになりますので、PS2版もしくはHD EDITIONをクリアしてからご覧になることをおすすめします。
まず、セーブデータのクラウド同期について。
インターネットを通じて、VITA版とPS3版のセーブデータを同期することができます。
これはかなり便利です。
外出中はVITAでプレイして、家に帰ったらPS3で続きをプレイする…という事が簡単にできてしまいます。
しかもPlaystation plus(有料)への加入は必要なく、無料で利用できます。
ゲームのセーブデータを同期できるようになるとは、すごい時代になりましたね。
次に、VITAでMGS3をプレイできるようにするために、開発スタッフが苦労したと思われる点がいくつかありました。
AK-47のグラフィックですが、PS3版よりも情報量が減らされている…ような気がします。
反対側も。
レシーバーの右半分だけAKMになっているのは、過渡期であることを表現した演出かと。
AK-47のバレルの中身
カロリーメイトも文字が潰れていますね。
秒間60フレームに対応できなかったのも、VITAの性能的に厳しかったからでしょうか?
(PS3版MGS3は、PS2で実現できなかった秒間60フレームに対応した事を売りにしていました)
ちなみにEVAさんのモーゼルミリタリーはどアップで映るせいか、刻印の文字はそれほど潰れていませんでした。
見せるシーンは妥協せずしっかり作っているところが好印象です。
スネークが目を細めながらEVAさんの着替えを見ているシーン。
PS2の頃はもっと目を開いていたような…?
そしてVITA版最大の難点がこれ、サーマルゴーグルをかけた時に画面が非常に眩しくなってしまうという点です。
PS VITAはウリナラが世界に誇るIT企業であるサムスンの有機ELディスプレイを採用しています。
しかし、その有機ELの発色がきつく、白色が非常に眩しく見えてしまうのです…!(>Д<;)
特にこの電流の流れている有刺鉄線をくぐり抜ける場面はかなり目が痛くなりました…。
画面の明るさを最低にすれば若干マシになるので、サーマルゴーグル装備時は画面を暗くした方がいいです。
ザ・フィアー戦。
ザ・フィアーは動きが素早いので、VITAのインターフェースに慣れないと狙うのが難しいです。
ちなみにザ・フィアーを速攻でスタミナキルする裏技(バグ技?)はVITA版でもちゃんと使えました。
暗視ゴーグルは緑がかっているせいか、それほどまぶしく感じませんでした。
ザ・フューリー戦はサーマルゴーグルや暗視ゴーグルを使うことになるので、おそらく一番画面が見辛くなるポイントです。
ここはなんとかして一度クリアし、2週目以降はシングル・アクション・アーミーを適当に乱射して勝つのがおすすめです。
…しかし、この記事を書きながら2週目をプレイしていたら、有機ELを見慣れてきたのか、初回プレイ時よりも眩しさが軽減されてきました。
有機ELは発色が鮮やかなので、初見でのインパクトが強いのかもしれません。
最後はハインドを爆破して終了。
有機ELの独特の発色により、画面がまぶしくなってしまうという難点はありますが、ゲーム自体はほんと面白いです。
携帯ゲーム機と据え置き機で同じソフトが遊べたり、セーブデータの同期機能まで実装されたなど、小島監督のトランスファリング構想第2段階が見事に実現されたゲームになっています。
興味のある方はぜひプレイしてみてください。
http://www.jp.playstation.com/software/title/vljm65001.html